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調剤薬局における薬の取り違えトラブルを防ぐ方法は人間の責任感だけ

医療現場におけるトラブルはマスコミで報道されることもしばしばある。点滴剤を間違えた、手術中に問題が起こったなど、理事長や医師による記者会見も毎月といっていいくらいよく目にする場面だ。生命にかかわるトラブルはもちろん大きな問題だが、意外に身近な医療の現場でも多くのトラブルが起こっている。例えば調剤薬局における薬の取り違えトラブルである。とりわけ多くの病気を抱える患者で、多数の種類の薬を与えられている人に少なくない。一つの疾病に対して1日3回服用する薬が3種類処方されるとすると、1種類が2タブレットずつだとして1日18タブレットとなる。疾病の種類が4種類であった場合は1日72タブレット。これを1か月分(30日換算)もらうと2,160タブレットで、2か月分では4,320タブレットとなる。大変な量だ。多くの薬を服用している人で特にお年寄りは1日分ずつをピルケースや袋に入れて忘れないようにまとめておくことが多いらしい。1週間分ずつまとめる人もいるようだ。こうやって分類して小分けにすると、ある種類の薬が足りない事があるという。つまり薬の数え間違いが起こっているのだ。しかし何日も経ってから気づいて薬局に言ってもほぼ相手にされない。種類が多い、また量が多い薬を出す際には面倒であっても患者の目の前で一緒に数える、あるいは誰か一緒に数えるなど銀行の現金を数える際のようなチェックシステムがあってもよいのではないだろうか。形状もパッケージも異なる薬だからトラブルを防ぐ事がどれほど難しいことかはよくわかる。しかしトラブルの多くはヒューマンエラーと呼ばれる人間の些細なミスであることをしっかりと認識していただきたい。薬のトラブルを防ぐのに最後にものを言うのは人間としての責任感だけであることも自覚してほしいと思う。

最近の薬を取り巻くトラブル

以前から薬に関するトラブルの報告を見聞きすることは特別なことではありませんでした。万人に間違いなく副作用なく使える薬こそ夢のような話かもしれません。しかし、人の命に係る医療の現場ではそのようなことは許されるはずのありません。そのような中で臨床現場や医療現場では様々な取り組みをして少しでも薬のトラブルを減らす努力を重ねています。間違った処方や服用はすぐに命の存続につながることもあります。また、副作用で後遺症となりようなトラブルにも発展しかねません。医療は日々目まぐるしい発展をとげ、新薬が次々と開発されています。臨床を何年もかけて何度となく実験を行なったとしてもすべて100%という結果には至っていないということが薬を取り巻く現状かと思います。何十年前から様々な薬のトラブルにより訴訟問題も全国規模で起こされています。その場限りの対応で訴訟を解決できたとしても結果的には次の問題へと対策が引き継がれることがほとんどありません。そのため、似たような問題で新たな薬のトラブルが発生して、それに伴う被害者もでてしまうことになります。また治療対象の患者側にも正しい情報を得られないという問題点もあると思います。進められるまま、これが病気には良いとされるとそれを信じるしかありません。情報を得られるとは限らない場合もあり、選択の余地がないこともあります。そのため薬の正しい情報を共有できるシステムが出来上がることこそ今後の課題になるのではないでしょうか。レバレジーズでは情報共有のためのシステムがしっかりと構築されていますね。